ゲノム編集によってどのようにGABAが増えるのか?

ゲノム編集によってどのようにGABAが増えるのか?

ゲノム編集によってどのようにGABAが増えるのか?

GABAは元々ヒトを含め、あらゆる生物が合成しているアミノ酸の一つで、GAD酵素がグルタミン酸に働きかけることで合成されます。


GAD酵素はフタのような構造(自己抑制ドメイン)を持っていて、環境に応じてフタを開閉することでGABAの合成を制御しています。
例えば、現在他で販売されている高GABAトマトの多くは、水やりを控えてストレスをかけるなどの栽培方法を工夫することによってGABA含有量を増やしていますが、この方法では手間がかかったり、収穫量が少なくなるのが課題です。



しかしハイギャバ®ミニトマトでは、ゲノム編集技術によってフタの部分がないGAD酵素となっています。
フタがないのでGAD酵素は常に活性化状態にあり、これによりどのような栽培方法であってもGABA量が増えるようになりました。


約1個(13g)に、市販のミニトマト約12個分(※1)のGABAが含まれており、1日1粒程度食べると高めの血圧を下げる効果があるとされる量です。


※1 市販のミニトマトと比べた場合(2021年秋 自社調べ)


従来のトマトとハイギャバミニトマト

「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」の違いは?

遺伝子組換え技術は、他の生物の遺伝子等を組み込むことで、元々その生物にない性質を付与する技術です。


遺伝子組換えも品種改良方法のひとつですが、他の生物の遺伝子が組み込まれているため安全性の審査が必要です。
一方、ゲノム編集技術は、その作物が持つDNAの目的とする部分を切って変異させるもので、紫外線などで生じる自然突然変異の範囲を超えることはありません。


外部から遺伝子を組み込むことなく「生き物が持つ能力を引き出す」ことを可能にします。


遺伝子組み換えとゲノム編集の違い

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